顎関節症治療

顎関節症治療

顎関節症治療

私たちが普段何気なく行っている習慣は、知らない間に歯や顎にダメージを与え、身体に様々な影響を及ぼしていることが多くあります。

例えば、ストレスによる日中の食いしばりや睡眠中の歯ぎしりなど。これらの習慣は固い食べ物を食べるときのおよそ8倍の力が歯や顎に加わり、継続的な歯や顎への負担が、顎関節症や噛み合わせの悪化を引き起こします。

「顎に違和感がある」「慢性的な頭痛や肩こりに悩んでいる」という方も、噛み合わせの悪化が引き金となっていることも十分に考えられるのです。
こちらでは、顎関節症の症状や治療について詳しくご紹介いたします。


はじめに このような症状はありませんか?

噛み合わせや顎関節が悪化してしまうと、身体に様々な症状が現れる場合があります。

噛み合わせや顎関節が悪化してしまうと、身体に様々な症状が現れる場合があります。
特に、下記のような症状が現れている場合は注意が必要です。
自家歯牙移植を行うためには、次のような条件を満たす必要があります。
  • 食べ物を噛んだり、長い間しゃべったりすると、あごがだるく疲れる
  • あごを動かすと痛みがあり、口を開閉すると、とくに痛みを感じる
  • 耳の前やこめかみ、頬に痛みを感じる
  • 大きなあくびや、りんごの丸かじりができない
  • ときどき、あごがひっかかったようになり、動かなくなることがある
  • 人さし指、中指、くすり指の三本を縦にそろえて、口に入れることができない
  • 口を開閉したとき、耳の前の辺りで音がする
  • 最近、あごや頸部、頭などを打ったことがある
  • 最近、かみ合わせが変わったと感じる
  • 頭痛や肩こりを起こしやすく目が疲れやすい

悪い習慣が噛み合わせや顎関節に悪影響をおよぼす

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どのような習慣が顎や噛み合わせにダメージを与えるの?

噛み合わせや顎関節の悪化は、私たちが普段行う何気なく行っている習慣によって引き起こされている場合がほとんどです。
特に下記のような習慣のある方は普段から注意して対策を行っていく必要があります。


ストレスなどによる歯ぎしり・食いしばり

過度のプレッシャーやストレスなどに精神が緊張すると、口周りの筋肉が強張り、無意識に睡眠中や日中の歯ぎしりや食いしばりを引き起こします。これらの習慣が継続的に行われると、顎関節や噛み合わせに負担が生じます。顎関節への負担によって起こされる顎関節症は、ストレスの多い時期である20~30代の方に多く見られます。


姿勢の悪さ

悪い姿勢が続くと身体は徐々に歪んできます。例えば、あなたはバッグを持つ時、いつも決まった方の肩に掛けてはいませんでしょうか?この状態が日常的に続くと、身体の歪みを引き起こし、顎関節や噛み合わせにダメージを与える原因となります。その他にも、睡眠中にいつも同じ方向を向いて寝ている、決まった方の足を上にして足を組む、などの癖のある方も注意が必要です。


頬杖や噛み癖などの癖

そのほか、噛み合わせが悪くなる癖の例として、「頬杖をつく」といった習慣があります。例えば、あなたはテレビを見るとき、いつも決まった方向に向いて頬杖をついて画面を見ていないでしょうか?こうした癖は顔へ継続的に力が加わるため、骨が変形して顎や噛み合わせに影響を与えることがあります。
また、食べ物を右の歯で噛むことが多い、などの噛み癖のある方も要注意です。噛み癖は顔の筋肉が片方に偏らせ、身体のバランスを崩してしまうのです。ひどい場合、噛み癖がある方へきつい肩こりが生じたり、片側の視力が低下するといった症状が現れる場合があります。


噛み合わせの悪化がもたらす6つの悪影響

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悪い習慣によって顎や噛み合わせにダメージが加わると、次の6つのような悪影響が現れる場合があります。


虫歯になりやすい

噛み合わせが悪くなると、虫歯になりやすくなります。通常、歯には咀嚼時などに歯と歯がぶつかることで、ある程度の汚れが自然に落とされる特徴があります。 しかし、噛み合わせが悪いと歯の当たる面積は小さくなり、汚れが落ちにくくなることで虫歯のリスクを高めます。


歯周病になりやすい

噛み合わせが悪いと噛んでいる歯に強い負担がかかり、歯周病の可能性を高めます。また、人は30歳を過ぎるあたりから身体の抵抗力が下がるため、歯周病にかかるリスクはさらに高まります。


しっかりとした歯科治療が難しい

歯が斜めになっている、もしくは凸凹しているなど、噛み合わせが悪い方はブラッシングが難しいだけでなく、歯科治療も困難となります。


顔に歪みが出やすくなる

片方の歯だけで噛む癖が習慣化して噛み合わせが悪くなると、顔の筋肉(表情筋や咀嚼筋)などの筋肉がバランスが崩れ、徐々に顔が歪んできます。その下の骨は筋肉の厚みによって変化するため、結果的に顎の形も変化する場合があります。


頭痛になりやすい

噛む筋肉である側頭筋(そくとうきん)は顎の関節から頭の横につながる筋肉を指しますが、噛み合わせが悪いとこの側頭筋が緊張し、頭痛を誘発する場合があります。


肩こりを引き起こしやすい

噛む筋肉がバランスを崩すと首や肩にかけて繋がっている広頸筋(こうけいきん)に負担が加わり、肩が凝りやすくなります。


顎関節症とは?その症状や治療法について

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顎関節症とは、顎の関節や顎を動かす咀嚼筋に異常が起こり、「顎が痛い」「口が開きにくい」「口を開いたときに音がする」などの症状が現れる病気です。
先ほどご紹介したとおり、悪い姿勢や習慣などによって顎関節に大きな負担がかかると、顎関節症になるリスクはたかまります。
また、ある疫学調査によると、顎に何らかの症状を抱えている日本人口は70〜80%にのぼると言われています。 噛み合わせだけでなく、顎関節にも悪影響が出ている場合は注意が必要です。


顎関節症の症状

顎関節症は自覚症状のまったくない方も、その予備軍である場合が多くあります。特別な治療を行う必要のないケースも多くありますが、日常生活に支障が出ているのであれば、早めに検査を受けることをオススメします。 顎関節症が引き起こす症状には、次のようなものがあります。


1.顎の開閉時、また咀嚼時に痛みが生じる

まず、顎関節症にかかると、顎を動かした際に痛みが生じます。この症状は「顎関節痛」(滑膜炎、関節包あるいは円板後部結合組織における炎症による痛みによるもの)と「咀嚼筋痛」(筋・筋膜疼痛で頭頚部および口腔顔面領域の持続性疼痛によるもの)の2種類に大別されます。


2.口が大きく開かない

次に、顎関節症の症状として「口が開きにくい」というものがあります。通常、人の口は、自分の人差し指から薬指までの3本の指を縦にして入れることができます(約40mm)。指3本が入らない場合は、顎関節、咀嚼筋に何らかの異常がある可能性があります。


3.開口時にガリガリ・シャリシャリと音が鳴る

咀嚼時や大開口時にカックンといった関節音、またガリガリ・シャリシャリといった音の鳴る方がいます。ただし、通常、こうした関節音は痛みを伴う時を除いて特別な治療を行う必要はありません。


顎関節症(また噛み合わせ)への治療法

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顎関節症は噛み合わせの異常を含めた、様々な要因によって引き起こされる病気です。そのため、原因が異なれば、それに対する治療法も異なります。

例えば、ストレスなどによって睡眠中や日中に食いしばり・歯ぎしりが起きている場合は、食いしばりが顎関節症を悪化させていることを理解していただき、それを止めるように指導します。

また、睡眠中の歯ぎしりが顎関節痛を引き起こしている場合は、顎関節への負担を軽減させるため、歯ぎしり対策用スプリントを就寝時に装着していただきます。

そのほか、疼痛の強い方には非ステロイド系消炎鎮痛薬を投与します。筋痛に対しては負荷の軽減およびホットパック、大開口による筋ストレッチを行います。慢性筋痛や広範囲の筋痛、痛み神経の過敏化によって引き起こされる場合には三環系抗うつ薬が効果的です。
それぞれの原因に合った治療法がありますので、顎関節症の症状や原因に身に覚えのある方は、まず当院へご相談ください。

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